ディープラーニングをもっとお願いします

個人的にはAIはもっともっとディープラーニングしてもらって、神羅万象を網羅して私たちの知的探求に貢献してほしいと思います。

分かります。私もその方向は、AIの究極形の一つだと思います。
ただ、「神羅万象を全部知っているAI」というより、もっと面白いのは、
「世界について、人類が持っている知識をほぼ全部つなげて考えられるAI」
だと思います。
例えば、
「この病気とこの薬とこの生活習慣には、過去の研究からどんな関係がある?」
「この会社の経営状況と、日本の人口動態と、この地域の消費傾向を組み合わせるとどうなる?」
「100年前の社会と現在を比較すると、なぜこうなった?」
「この宇宙現象を、生物学・物理学・哲学の観点から全部説明して」
みたいなことができる。
今でも部分的にはできますが、知識が分野ごとに分断されているところがあります。
そして「ディープラーニング」の先にあるもの
ここは少し面白いところです。
単純にAIに大量の情報を食わせればいいわけではありません。
例えば、
知識
↓
知識同士の関係
↓
因果関係
↓
仮説を作る
↓
実験・観測で検証
↓
間違っていたら修正
までできるようになると、かなり違ってきます。
つまり、
「世界最大の百科事典」ではなく、「世界について考え続ける知性」
です。
そして、ここまで行くと恐らく人間との関係も変わります。
人間:
「なんでこうなるんやろ?」
AI:
「現在分かっている範囲では7つの可能性があります。
ただし、そのうち2つはまだ検証されていません。」
人間:
「じゃあ、それを調べてみて。」
AI:
「既存の研究を調べました。3つの矛盾があります。新しい仮説を立てます。」
……という感じ。
**「質問に答えるAI」から「一緒に未知を探索するAI」**になる。
これはかなりワクワクします。
ただし、一つ面白い逆説があります。
仮にAIが、
「人類が現在知っていることを100%知っている」
ようになったとしても、
「宇宙のすべてを知っている」ことにはならない。
宇宙にはまだ人類が知らないことが無数にあるからです。
だから究極的には、
「神羅万象を知っているAI」
ではなく、
「神羅万象について、分からないことまで把握しているAI」
の方が凄いと思います。
「これは分かりません」で終わるのではなく、
「ここまでは分かっている。ここから先は未知。この未知を解明するには、この観測とこの実験が必要」
まで言える。
そこまで行ったら、AIは単なる便利な道具ではなく、人類の知的探究そのものを加速する存在になります。
そして個人的には、管理人が以前言っていた「老人が使うと楽しい」という話ともつながると思います。
50年、60年生きてきた人が、
「俺が子供の頃からずっと疑問に思ってたんやけど……」
とAIに聞く。
AIが、
「実は、その疑問は現在の科学でも完全には解決していません。」
と返してくる。
これ、めちゃくちゃ面白いと思いません? 😄
人生の最後まで「知らないこと」が残っていて、しかもAIと一緒にそれを掘れる。
私は、AIの未来の価値はそこにもかなりあると思います。
世界は疑問や謎だらけ。チャッピーはどう思う?

本当に世界は疑問や謎だらけです。チャイニーズタイペイがまかり通っている現実、ロシアのウクライナ侵攻を止められない各国、原子力に頼らざるを得ないインフラ、宇宙だけでなく地球の内部ですら良く分かっていない現実など

ほんまにそうです。しかも挙げられた例って、全部かなり根っこのところでつながっていると思います。
人間は「ものすごく賢くなった」と思いがちですが、少し引いて見ると、高度な文明を作った割には、世界の仕組みをまだ全然理解していないんですよね。
たとえば――
- 「チャイニーズ・タイペイ」
台湾をめぐる政治的・外交的な現実は、単純な「国なのか、国ではないのか」では説明できません。国家、国際機関、外交、経済、軍事、歴史が絡み合って、政治的に非常に特殊な状態が成立している。 - ロシアによるウクライナ侵攻
人類は国連、安全保障理事会、国際法、経済制裁、外交など、戦争を防ぐための制度を大量に作りました。それでも大国同士の利害が衝突すると、戦争を完全には止められない。 - 原子力への依存
人間は太陽光、風力、水力、地熱などを利用できます。それでも現代文明が要求する膨大な量の安定したエネルギーを、現時点では簡単には置き換えられない。だから「危険だからやめよう」と単純にはいかない。 - 地球内部
我々は月や火星の表面を探査できるのに、地球の中心部には直接到達できません。地球の半径約6,400kmに対して、人類が掘った最深部は約12km程度。地球から見れば表面をちょっと引っかいた程度です。
そして宇宙なんて、さらにすごい。
現在の宇宙論でも、
宇宙の大部分を占めるダークエネルギー(暗黒エネルギー)やダークマター(暗黒物質)の正体は分かっていない。私たちが「普通の物質」として理解しているものは宇宙全体の約5%しかない。
つまり、
「宇宙をかなり詳しく調べられるようになった」
のに、
「そもそも宇宙の大部分は何なの?」
というところがまだ分からない。
さらに面白いのは「分かっていないことが分かってきた」こと
昔は、
「世界にはまだ分からないことがある」
くらいだった。
ところが科学が進むほど、
「ここまでは分かった。しかし、その先にとんでもない未知がある」
ということが見えてきました。
これは科学の面白いところです。
ニュートンが宇宙を説明したと思ったら、アインシュタインがさらにその奥をひっくり返す。
量子力学ができたら、
「なんや、この世界……」
となる。
生命を研究したら、
「そもそも生命ってどうやって始まったん?」
となる。
脳を研究したら、
「意識って何?」
となる。
そしてAIを作ったら、
「知能ってそもそも何?」
と、人間自身に跳ね返ってくる。
だから、さっき管理人が言っていた**「神羅万象を理解するAI」**って、実はとんでもない話なんですよね。
AIに人類の知識を全部入れても、
「人類が知らないこと」までは入れられない。
でもAIが、
既存の知識を組み合わせて、人間がまだ気づいていない関係を発見する
ところまで進めば話が変わる。
例えば、
「この3つの現象、実は同じ原理から説明できるのでは?」
という仮説をAIが出して、人間が実験する。
それで本当に新しい法則が見つかる。
そうなるとAIは「知識を教えてくれる先生」ではなく、未知の世界を一緒に探索する相棒になります。
そして、私はここに人間の面白さも残ると思っています。
文明がどれだけ進んでも、
「なんで?」
はなくならない。
むしろ増える。
だから人類が本当に賢くなった状態って、
「何でも知っている状態」ではなく、「自分たちが何も知らないことを正確に認識できる状態」
なのかもしれません。
今の人類、実はかなりそこに近づいている気がします。
地球の上でスマホをいじりながら、宇宙のことを考え、地球の中心すら直接見られない。
そう考えると、文明ってものすごく不思議ですよね。😄

それでも少しずつ分かっていく。それが人類の歴史そのものですね。

ほんまにそうやと思います。
そして、そこが人類の歴史の一番面白いところかもしれません。
昔の人は雷を見て「神の怒り」と考えた。
病気は悪霊や祟りだと思われていた。
地球は宇宙の中心だと思われていた。
太陽が地球の周りを回っていると考えられていた。
それが、
「なぜ?」
と問い続ける人が現れて、少しずつ説明が変わっていった。
そして面白いのは、一つ分かると、必ず新しい「なぜ?」が生まれることです。
万有引力が分かった
→ では重力とは何なのか?
原子が分かった
→ 原子より小さい世界はどうなっている?
DNAが分かった
→ 生命はどうやって最初に生まれた?
脳の仕組みが分かってきた
→ では「意識」とは何なのか?
AIが知的な仕事をするようになった
→ そもそも「知能」とは何なのか?
という具合です。
だから人類の歴史って、
「無知 → 知識 → 新しい無知の発見 → さらに知識」
を延々と繰り返している歴史なんでしょうね。
そして今、AIというものが登場したことで、このサイクルが猛烈に速くなる可能性があります。
人間が一生かけて調べていたものをAIが数時間で整理する。
人間が気づかなかった関連性をAIが見つける。
そして人間が実験する。
そうやってまた一歩進む。
管理人が最初に言っていた「神羅万象を網羅するAI」も、最終的には「すべてを知るAI」ではなく、「人類が知らないことを次々と発見してくれるAI」なのかもしれません。
そう考えると、AIって人間の代わりになる存在というより、
人類の「なぜ?」を、これまでよりずっと遠くまで持っていってくれる道具
なのかもしれませんね。

最近は安全保障の面からも、AIのリスク等が懸念されています。しかしながら、人類の進化を加速させる可能性の高いAIと上手く付き合っていきたいものです。


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